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40代になると体力的な衰えを感じ始め、自動車整備士としての将来に不安を感じる人もいるでしょう。ここでは、生涯活躍し続けるためにはどう行動し、どのような企業で働くべきかについて解説します。
群馬トヨペットは前橋市に本社を置く、「社員満足」「顧客満足」を追求するトヨタ系自動車ディーラーです。トヨタの先進的な技術や豊富なネットワークを持ちながら、地域に根付いたサービスを提供しています。また、自動車整備士の労働環境の向上に力を入れ、若手整備士の育成を目指しています。
目次
自動車整備士として入社し、勤続年数が長い場合はキャリアアップを検討する必要があります。その際は、現在の会社に以下のような行動がしやすい環境があれば安心です。
自動車整備士の上位資格には整備士としての実務経験を要するものがあります。自身が進みたい方向に合わせ、資格をランクアップすることで自動車整備士の道を極めるのもよいでしょう。
自動車整備士の点検・整備後の車の最終検査を行うのが自動車検査員です。資格取得には整備主任者としての実務経験が1年以上必要です。自動車検査員教習で修了試験に合格すれば、指定整備工場で検査員として働けます。
特定の部品の専門技能に特化した整備士を目指すには特殊整備士の資格取得が必要です。自動車電機装置整備士、自動車車体整備士、自動車タイヤ整備士の3つがあり、受験するには、整備士としての実務経験が条件の一つになります。
自動車整備士に年齢制限はありませんが、年齢を重ね力仕事に自信を持てなくなることもあります。その場合は別部署で自動車整備士以外の仕事をするのも解決方法の一つです。
勤務先にもよりますが、整備工場で経験を積んで工場長や副工場長を目指すのもよいでしょう。管理職としてマネジメント業務がメインになりますが、自動車整備士の経験があるので課題の発見・解決がしやすいでしょう。
ディーラーや中古車販売など接客がある勤務先であれば、営業職に転向するのもキャリアアップになります。技術的な知識が豊富なので、顧客対応の幅が広くなり他の営業スタッフとの違いを出せるのが強みです。
自社内でのキャリアアップが難しい場合は、思い切って転職するのもありです。同じ業種・職種以外の企業も含め、これまでの自動車整備士の経験を生かす道が拓けます。
自動車整備士から、いきなり業界の異なる営業職は難しいですが、自動車関連業界なら経験を活かせます。ディーラーや自動車メーカーの営業であれば、車に関して十分な知識があるため転向しやすいでしょう。
専門学校から自動車整備士になる人が多いですが、講師になって教える立場になるのも経験を活かせる転職です。仕事未経験の若い世代に対し、説得力のある講義ができます。また自身も最新の技術を知る機会になります。
保険金の適正な支払いをするための確認を行うのが保険アジャスターです。自動車整備士の経験を生かし、技術アジャスターとして登録されれば、事故原因の調査や現場の検証などのサポートが可能になります。
本サイトを監修する群馬トヨペットはトヨタの正式ディーラーです。自動車整備士が長く働ける環境づくりにも取り組んでいますので、ぜひ参考にしてください。
群馬トヨペットでは自動車整備士はサービスエンジニアとして勤務しています。その年齢層は幅広く20~30代だけでなく、40代・50代になっても活躍しています。個人技ではなくチームワークを重視する社風がそれを実現しています。
自動車整備士はマネージャーを目指すのもキャリアプランの一つですが、群馬トヨペットはスキル・経験や各人の事情などを考慮したポジションを用意しています。身体的な問題や体力面で不安がある場合も適切な配置転換が可能です。
ガソリン車から電気自動車の流れが進めば、これから自動車整備士の仕事は変わることも考えられます。また、温室効果ガスを排出しない水素自動車も期待される中、群馬トヨペットは全方位の可能性に柔軟に対応できる体制を構築中です。
インタビュアー
今井さん
群馬トヨペット藤岡店の今井幸哲です。中途で群馬トヨペットへ入社して現在20年以上が経ちました。自動車整備士になったきっかけはやっぱり自動車やバイクが好きだったためです。私が中学生のころまさに自動車バイクが流行っている時代で。私自身は高校からバイクいじりをしていました。いわゆる改造とかですね。
親や学校の先生からはそんなことばかりしていてどうするんだって言われましたが、「自分はこれを生涯の仕事にするから!」と宣言していました。そうしないと認めてもらえなかったというね(笑)
インタビュアー
今井さん
自動車整備の専門学校を卒業して初めて入社したのは、別のカーメーカーのディーラーでした。正直言いますと私の時代はまさに就職氷河期で、どこも整備士を採用していないくらいだったんですよ。他に入りたい会社はありましたが、そもそも募集をしておらず。ただ小さい店だったこともあり、そこで全てが完結しているような会社で、どうにもやりがいを感じられなくなっていきまして。さらに自動車整備だけではなく営業なんかの仕事も多くなっていき、実際に同期の退職も続いてしまいました。自分を鼓舞するものがほしくて、転職を決意した感じですね。
インタビュアー
今井さん
前職を辞めてから1年くらいは失業保険を貰いながら勉強をして、資格取得をしようと考えていました。その頃ジェットスキーに興味があって、その縁でジェットスキー関連の会社を手伝うことになり、インストラクターの資格も取りました。で、せっかくなら本場のオーストラリアに行ってみたんですけど、帰ってきたらお金がなくなってしまい(笑)
ちゃんと働かないと思いいろんな仕事を探したところ、目に留まったのが群馬トヨペットの自動車整備士でした。なんたって整備士の資格を持っていますからね(笑)それも日本の車業界のトップシェアであるトヨタなら、前職以上の仕事ができるだろうと思い。さらに上のところで、また勉強してやるぞって気持ちになりましたね。
インタビュアー
今井さん
前職のカーディーラーにいた頃、お客様から「トヨタのディーラーってなんか冷たいよね」って聞かされていたんですけど、入社してみるとその理由がわかりました。とにかく忙しいんですよ。もちろん20年前の話なので今はまったく変わりましたが、入った当時は残業も多くて本当に大変でした。ただそれがスキルを磨くには打ってつけの場でもあったんですよ。とにかく場数というか台数をこなせる。さらにスピード感も求められますから、自動車整備士としては必然的にレベルが上がっていく。もう今の時代だとちょっと言いづらいですが「気合と根性」が大事だという意識が付きましたね。
インタビュアー
今井さん
車検って絶対に必要なものですが、かなりの金額がかかるじゃないですか。普通は自分が車を買ったディーラーへ持っていくものですが、私の腕を見込んでわざわざもこちらへ持ってきてくれたのは嬉しかったですね。そもそも他社では修理できなかったものを、私にメンテナンスを任せてもらった結果、直ったというのが大きかったです。その後も、今度車を買い替えるなら、絶対に群馬トヨペットで買うと言ってくださったり。
元々私自身が改造車に興味があったこともあり、他社だと門前払いにされるような車でも対応しています。ここの改造が譲れないというのならば、別の部分をこう調整することで車検に通りますよとか伝えると喜ばれますね(笑)
インタビュアー
今井さん
トヨタの自動車整備のトップクルーとして、かなり難しい診断や修理、お客様からの相談に対応しています。ただそれ以上に、今の仕事といえば後輩の育成ですね。後輩からの相談にしっかりと回答でき、さらにその後輩が成長したときは、自分の存在意義も感じられて、まさに「やりがい」になっています。
あとは自動車整備の楽しさを伝えることも大切な仕事ですね。最近では車を改造したいというより、単純に新しい車の運転がしたいという人が増えています。車をいじる大切さ、そして楽しさを知ってもらえるようにしたい。整備士は責任のある仕事ですから負担も大きいですが、そこに異議を見出して、仕事を続けられるようなマインドを伝えるように心がけています。
インタビュアー
今井さん
ベテラン整備士と呼ばれる年齢になってくると、整備士としては自分自身の新たなチャレンジというよりも、やはりいかに後輩を育成していくかが大切になると感じています。目標は私を超える整備士を多く育て上げることです。そうすれば私も楽ができますしね(笑)
そう考えたとき、すでに退職をされた先輩の顔が浮かびます。技術的にも精神的にもとにかくすごい人で、その人に褒められた経験が今でも残っている。「お前はそれを続けていろ、お前はそういう役回りだ」って。整備士としてはある程度の目標を達成した今だからこそ、あの先輩のようなずっと印象に残れる人間になりたいです。
インタビュアー
今井さん
整備士としてはやはり先ほど言った先輩のように、「わからないことがあったら今井に聞け」と最初に名前が挙がるようになりたいです。整備士としての技術や知識、経験的なところはもちろんですが、それ以外のプライベート部分まで、相談すれば何とかしてくれんじゃないかと思われる存在になりたいです。
整備士として以外でも、チャレンジすることを止めないをモットーにしています。毎年1回は何かにチャレンジするのをずっと続けていて、最近では整備士と全く関係のないような重機の免許を取りました。とにかく、なんでもできる人間になりたい。本当に元気でいられる時間なんて限られていますからね。その中で何を経験していくか、ですよ。
あと最近プライベートではガレージを建てましたので、そこで自分の好きな車やバイトを並べて、磨いて、整備して。定年した後もずっと趣味で続けていけるようにしたいです。いつかは有名なモーターショーに、自分が改造した車を並べてみたい。もうずっと、中学生のときからの憧れの気持ちを持ったまま、大人になってしまいました(笑)これからもずっと追いかけていきたいです。
インタビュアー
今井さん
最近は整備士になろうという若い方がどんどん少なくなっています。これは先輩である我々が夢を見せてあげられなかったのが悪いと思っています。私が整備士になろうとしたときも、あくまで影の存在だったので、やはり親や教師にも渋り顔をされました。
ですが日本を代表する事業差産業に関わる国家資格であり、その産業並びに経済を根元から支えているのが整備士です。これからもっと整備士が表舞台に立って、自分も家族も不自由なく生活ができる職業であると伝えていきたいです。
自動車産業に関わりたいのなら、車とは何かを根本から学べる自動車整備士はやっぱり魅力的です。日本の宝である技術の、その最先端に常に触れられる環境。ここで一緒に夢を見られる仲間と切磋琢磨していけたら、これ以上ないほど楽しいと思いますよ。
インタビュアー
自動車整備士としてはじめて勤務するなら、やはり成長できる企業であることが大切。それと同様に「働きやすい環境」についても考える必要があります。
群馬トヨペットでは人材育成プログラム「GP学園」でトヨタ最高峰のトップクルー整備士が目指せる他、研修では先輩社員が登壇。現場でも専属の先輩が指導する職場先輩制度があるなど、チームワークを重視した教育体制です。さらに長期休暇や記念日休暇など社員がリフレッシュできる時間を設け、効率よく仕事ができる環境を整えています。
また自動車整備士が働く現場の空調設備を順次整備するなど、働きやすさへの投資も継続中と、長く働くには適した環境が提供されていると言えそうです。
群馬トヨペットは前橋市に本社を置く、「社員満足」「顧客満足」を追求するトヨタ系自動車ディーラーです。トヨタの先進的な技術や豊富なネットワークを持ちながら、地域に根付いたサービスを提供しています。また、自動車整備士の労働環境の向上に力を入れ、若手整備士の育成を目指しています。