自動車整備士のやりがいを考えるメディア|メカニキャリ
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どこでも通じる技術を身に付けるには

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自動車整備士の専門性を高めて技術レベルを上げるためには、単に長く働けばよいわけではありません。そこでスキルアップしていくためのプラン策定や必要な職場環境などについて解説します。

自動車整備士資格の取得が基本

自動車整備士にとって資格取得はスキルアップの基本となります。ここでは改めてどういう内容の資格なのか概要をまとめました。また、さらにステップアップしたり業務の幅を広げる資格についても紹介します。

3級自動車整備士

タイヤ交換やオイル交換など基礎的な業務ができる資格です。3級自動車整備士の資格だけではすべての整備業務を担当することはできません。無資格者が自動車整備士を目指す際のファーストステップと考えてください。

2級自動車整備士

自動車整備士の8割以上が取得しているとされるのが2級自動車整備士です。自動車整備士として活躍するためには実質的に2級自動車整備士の資格を取得していることが前提となります。2級取得後はほとんどの整備業務が可能です。

1級自動車整備士

自動車整備士の資格の中で最上位に位置するのが1級自動車整備士です。2級・3級のようにガソリン・ジーゼル・シャシといった分類がなく、この資格のみですべてを整備できます。また、電気・ハイブリッド車などの高度な知識も得られます。

特殊整備士

自動車整備士の資格には1~3級整備士以外に特殊整備士があり、実務経験を積むことで取得が可能です。タイヤ整備士、電気装置(電装)整備士、車体整備士に分かれており、特定の分野に詳しいことが証明されます。

自動車検査員

自動車整備士の次のステップとして目指したいのが自動車検査員です。自動車検査員の資格は整備工場で整備後の検査をしたり、車の所有者が定期的に行う車検を通すための検査を担当するために必要になります。

自動車整備士の資格を取得するには、自動車整備主任者として1年の実務経験(1級自動車整備士は6ヶ月の実務経験)が必要です。法律上、国が行う車検の検査業務を代行するため、自動車検査員は「みなし公務員」に該当します。

その他の関連資格

自動車整備に役立つ資格として溶接作業に従事できるアーク溶接資格・ガス溶接資格があります。勤務先によっては社内独自資格を設けていることもあるので、自己アピールのために取得を目指しましょう。

また、近年増加する電気・ハイブリッド車の整備のスペシャリストになるための自動車電気装置整備士もこれからは要注目です。自動車整備士はそうした時代の流れをキャッチしておくことも求められます。

スキルアップするための重要ポイント

自動車整備士がスキルアップするには本人の努力が必要なのは当然ですが、職場がそれを後押しする体制があることも重要です。ここでは、どのような環境が望ましいのかポイントについて紹介します。

資格取得ができる体制がある

必要なのは業務のみを優先するのではなく会社全体として資格取得を奨励していることです。教育・研修体制が充実している、手厚い資格手当がつく、さまざまな技術指導が受けられるといった環境が整っているとモチベーションアップにつながります。

さまざまな業務で経験が積める

整備士の仕事は多岐にわたりますが、実践から学ぶためにはさまざまな業務に携われるかどうかが重要です。取得している資格によってはできる範囲が限られますが、一つの作業しか任されないような職場ではスキルアップが難しくなります。

スキルアッププランが立てやすい

先輩社員の働きぶりからスキルアップしていくコースが見えると、自身の目標や計画が立てやすくなります。自動車整備士のスキルアップにゴールはありませんが、進むべき道筋が見えると日々の業務にも力が入り、自身の成長にもつながります。

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群馬トヨペットは前橋市に本社を置く、「社員満足」「顧客満足」を追求するトヨタ系自動車ディーラーです。トヨタの先進的な技術や豊富なネットワークを持ちながら、地域に根付いたサービスを提供しています。また、自動車整備士の労働環境の向上に力を入れ、若手整備士の育成を目指しています。