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ライフステージに合わせた働き方

【30代から】
ライフステージに合わせた働き方

※このサイトは群馬トヨペット株式会社をスポンサーとしてZenken株式会社が運営しています。

30代になると結婚や子供が生まれるなど自動車整備士のライフステージが変化します。ここでは、そのような状況で自動車整備士として働き続けるためのワークライフバランスの重要性や企業の選び方について解説します。

30代自動車整備士の転職理由

レソリューションが行った「自動車整備士の実態(2019年)」調査によると、転職を考えたことのある人は全体で83.4%。さらに30代~40代になるとその割合が高くなり、87.4%という結果でした。

また、転職を検討する際に最も重視することについては給与条件以外では休暇・福利厚生制度(32.7%)、勤務時間の融通(28.1%)だけで50%を超えており、ワークライフバランスを意識していることがわかります。

参照元:PR TIMES「自動車整備士の実態」に関するアンケート調査[レソリューション](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000043044.html

自動車整備士の労働環境

30代の自動車整備士が転職を考え始めるのは、結婚・子育てなどライフステージの大きな変化が関係しています。労働環境が厳しく、ワークライフバランスを保つのが難しくなっているということです。

これは自動車整備士の人材不足にもつながる問題で、政府でも対策に乗り出しています。国土交通省の「自動車整備人材に係る課題解決策を取りまとめ」資料でも職場環境改善のため、働きやすい職場ガイドラインの策定を挙げています。

参照元:国土交通省・自動車整備の高度化に対応する人材確保の対策「中間とりまとめ」(https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha09_hh_000300.html

自動車整備士が働きやすい企業とは

転職を考える理由の一つに給与面の不満があります。生活する上では大切なことですが、それのみで企業を選んでしまうと失敗してしまう可能性があります。そこで、自動車整備士が選ぶべき企業の条件についてまとめました。

快適な労働環境

自動車整備士は空調設備がない、力仕事が多いなど過酷な現場で働くことが少なくありません。こうした労働環境は企業の規模や職場に対する考え方により差があります。企業を選ぶ際は、作業現場の環境も要チェックです。

休暇が取りやすい

自動車整備は土曜日曜祝日も仕事で家庭との両立が難しかったり、常に忙しく休暇を取りにくいといったことがあります。会社が制度として休暇を取ることを推奨し、育休・産休などの実績がある企業を選ぶことが重要です。

キャリアプランを立てやすい

どのような仕事も厳しさがありますが、将来の姿がイメージできる・できないで辛さを感じる度合いも変わります。自動車整備士として、どのようにキャリアを重ねていけるのかプラン検討をサポートしてくれる企業なら安心です。

ワークライフバランスを考えた群馬トヨペットの取り組み

本サイトを監修する群馬トヨペットではワークライフバランスを考え、自動車整備士の働きやすさを重視しています。ここでは、どのようなサポート体制や実績があるのかを紹介しましょう。

設備環境を整備

トヨタの正規ディーラーということもあり、車に関する情報が豊富で、業務効率化のための新しい機器の導入が比較的早く行われます。また、自動車整備士が作業を行う現場では、空調設備の設置も進められており快適です。その他、社員から作業効率化のアイデアを募集し反映するなど現場の声をしっかり聞く体制も整っています。

育休取得率が高い

自動車整備士の働く現場は男性が多いですが、群馬トヨペットでは育休取得率が高いことも特徴の一つです。1~2ヶ月の育児休業は普通に取ることができており、最長で5ヶ月取得した実績もあります。育休については育児・介護休業法で取得が定められていますが、自動車整備士業界において、取得しやすい環境があるのは注目できます。

職場先輩制度

群馬トヨペットには職場先輩制度があります。これは一人ひとりに専属の先輩が付いて指導を行うものです。トヨタの技術検定資格の取得をサポートする教育プログラムもあり、身近な先輩の姿を見ながら相談できるのは大きいでしょう。将来のキャリアアップを検討する際も、自分ひとりで悩むことがなくなるので安心感があります。

群馬トヨペットで活躍する30代自動車整備士へインタビュー

30代の自動車整備士
自分がすべき仕事の変化を実感

「なんとなく」の憧れからはじまった自動車整備士の道

山下さんイメージ

インタビュアー

まずはプロフィールをお伺いしてもよろしいでしょうか
山下さん

下山さん

有名な走り屋漫画がきっかけで自動車整備士になりました

群馬トヨペット前橋石倉店に勤務する下山です。新卒として群馬トヨペットへ入社して丸18年になります。趣味はフットサルとかバスケとか、スポーツ系が好きですね。自動車整備士になったのは、今考えると甘いものなんですが、高校時代に流行っていた漫画がきっかけでした。いわゆる走り屋の漫画で、それがすごくカッコよくて。
元々は調理師を目指して、高校も食品関連の学校に行ってたのですが、就職活動の段階で自分が本当にやりたいのは料理じゃないのかもと思い始めてたんですよ。そんなときに漫画を読んで、自動車整備士はどうだろってなったのが、専門学校へ入った経緯でした。

インタビュアー

群馬トヨペットへ入社するまでの経緯を教えてください
山下さん

下山さん

トヨタというブランド力が決め手にはなったと思います

自動車整備士の専門学校への在学中、各企業が会社説明会を開催してくれました。ただ、選択肢は無数にあるけれども自分は特別成績がいいわけでもなかったですから、あくまで入社試験の日程とかレベル感が合うところで選びました。ただ、やっぱりトヨタのブランド力は魅力に感じていたと思います。
あと卒業生の先輩が遊びに来てくれたとき、その先輩は群馬トヨペットに入社していて、とてもいい感じだなって印象に残っていたのもあると思います。

トップクルーとして責任のある仕事に取り組む

山下さんイメージ

インタビュアー

入社直後の思い出を教えてください
山下さん

下山さん

技術以上にまずはコミュニケーション能力が大切だと実感

今でこそ自動車整備の工場にしっかりとした冷暖房が完備されていますが、当時は夏場のクーラーなんてあまり効かないような状態で、なかなか厳しい環境でした。また1日の予定をあらかじめ立てていたとしても、飛び込みのお客様とか思わぬトラブルとかが発生して、考えていた通りにはなかなか進まない。今ではそんなことないですよ(笑)
ただ先輩たちはとても優しかったですし、技術についても積極的に教えてくれてありがたかったです。そのためにもコミュニケーション能力は必要だと感じました。みんなの輪に入っていく、先輩からの教えを素直に受け入れる。そういう力が大切だと教えてもらったと思います。

インタビュアー

現在、どのようなお仕事担当されていますか?そのやりがいは?
山下さん

下山さん

トヨタ技術検定の上位資格トップクルーとして仕事しています

現在はトヨタの自動車整備士の技術検定の最高ランクであるトップクルーとして仕事をしています。入社当社はとてもじゃないけど出来がよかったとは言えない整備士でしたから、この資格に合格したときに先輩たちから「下剋上だね」と褒めてもらったのが、今でも印象に残っています。
トップクルーとして、他の整備士では対応しきれなかった故障診断がメインの業務になっています。あとはやっぱり後輩育成ですね。後輩が整備した自動車の点検をしてアドバイスするようなことが多いです。
お客様や後輩に喜んでもらえるのが「やりがい」だと感じています。今までの努力が実った気分ですね。

インタビュアー

群馬トヨペットの働きやすさについてどう感じていらっしゃいますか
山下さん

下山さん

家族との時間も大切にできる環境です

36歳のときに子供が生まれ、今は2児の父親です。出産の際は奥さんと相談して、育休は取得しませんでした。とはいえ、毎日一刻も早く帰りたいというのが本音です(笑)ですので自分の直属の後輩に、その方ができるレベルの仕事を積極的に任せるようにしています。仕事を上手く切り分けていくエンジニアリーダーとしての仕事になりますね。ただ自分都合ではあったのですが、みんな「早く帰れるようにしよう」と取り組んでくれて、とても助かっています。そういう仲間と助け合う意識が自然と持てるようなスタッフが揃っているのが、群馬トヨペットの働きやすさですね。

群馬トヨペット全体の技術レベル向上を目指す

山下さんイメージ

インタビュアー

現在取り組んでいることや、今後チャレンジしたいことを教えてください
山下さん

下山さん

自分が学んできたことをしっかり後輩へ伝える

力を入れていることはやっぱり、後輩の育成ですね。自分自身、トップクルーになるための勉強はすごく力を入れてやっていましたし、先輩からのアドバイスに助けられることも多かったです。自分が学んだことを全て展開し、群馬トヨペットの自動車整備士のレベルをどんどん上げていくのが今のチャレンジだと感じています。新しい仕事をどんどん振っていくのも、その一環だと言えますね(笑)

インタビュアー

自動車整備としての将来の目標を教えてください
山下さん

下山さん

「あんな整備士になりたい」と思ってもらえる人間に

自分がトップクルーを目指したきっかけもそうなんですが、「あんな風に仕事ができる整備士になりたい」という気持ちが、成長する力になるんですよね。ですので、後輩たちに憧れてもらえるような存在になりたいと考えています。整備士としての技術 ・経験、そして対応力をより磨いていきたいです。
あと上の子が女の子なので、嫌われたくないんですよ…(笑)そのためには触れあう時間が必要だと思うので、今後もカッコイイ仕事をして早く帰る、そんな整備士でありたいと思います。

インタビュアー

最後に就職活動中の自動車整備士さんへメッセージをお願いします
山下さん

下山さん

どんどんコミュニケーションを取っていくのがオススメです

先ほど言ったことと被りますが、自動車整備士の仕事ってコミュニケーションが本当に大切なんです。お客様のご要望をお伺いすることはもちろん、同じ整備士同士で技術や知識を共有し、助け合っていく必要がありますし、そうしないと成長もできない。個人主義的では、どうしても今の自分では解決できない問題を抱えた際に、苦しくなってしまいますからね。コミュニケーションが取れる会社を選ぶのが大切かなって思います。

インタビュアー

下山さん、ありがとうございました!
COLUMN
メカニキャリ編集チームより
「働きやすさ」を考えた環境を選ぶ重要性

自動車整備士としてはじめて勤務するなら、やはり成長できる企業であることが大切。それと同様に「働きやすい環境」についても考える必要があります。
群馬トヨペットでは人材育成プログラム「GP学園」でトヨタ最高峰のトップクルー整備士が目指せる他、研修では先輩社員が登壇。現場でも専属の先輩が指導する職場先輩制度があるなど、チームワークを重視した教育体制です。さらに長期休暇や記念日休暇など社員がリフレッシュできる時間を設け、効率よく仕事ができる環境を整えています。
また自動車整備士が働く現場の空調設備を順次整備するなど、働きやすさへの投資も継続中と、長く働くには適した環境が提供されていると言えそうです。

監修
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群馬トヨペットは前橋市に本社を置く、「社員満足」「顧客満足」を追求するトヨタ系自動車ディーラーです。トヨタの先進的な技術や豊富なネットワークを持ちながら、地域に根付いたサービスを提供しています。また、自動車整備士の労働環境の向上に力を入れ、若手整備士の育成を目指しています。