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整備士としてのキャリアアップを考える

【20代後半】
整備士としてのキャリアアップを考える

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新卒の自動車整備士として就職し、何年か経験を積むと転職も視野に入れたキャリアップを考えるようになります。ここでは、自動車整備士の転職事情について調査。次にどのような会社を選ぶべきなのかについて紹介します。

自動車整備士の転職率や転職理由

レソリューションが2023年に行った「自動車整備士の転職」に関する調査によると、自動車整備士の転職経験率は83.2%でした。転職率8割以上は驚異的な数字ですが、その理由についても結果が出ています。

転職の理由は給与が低い(54.4%)が最も多く、昇給・昇格が見込めない(32.7%)、人間関係が悪い(25.4%)と続きます。この結果からわかるのは自動車整備士は給与・待遇面に満足していないことです。

また、昇進・昇格など社内でのキャリアアップに希望が持てず、自分の経験・実績を評価してくれる会社を求めていることも覗えます。さらに、同社の別の調査で「給与条件以外で転職を検討する際に重視すること」について多かったのは、休暇等の福利厚生制度(32.7%)、勤務時間の融通(28.1%)でした。

参照元:【メカニッ求】整備士・メカニックなど自動車業界の求人・転職サイト(https://mechani-q.com/column/questionnaire/1212/

参照元:PR TIMES「自動車整備士の実態」に関するアンケート調査[レソリューション](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000043044.html

転職先の一般的な選び方

ここでは、少し自動車整備士ということから離れて、転職先企業の一般的な選び方について紹介しましょう。転職活動は以下の3ステップに従えば効率的に進められます。

1.転職の軸を決める

自分がなんのために転職するのかを明確にします。給与アップ以外にも、スキルアップやワークライフバランスを重視した生活をしたいなど複数出てくるでしょう。それらを書き出すことで現在の課題点が整理でき転職の目的も明確化できます。

2.企業選びの基準・優先順位を設定

転職の軸が決まったら、その中で優先順位をつけます。自分の希望することがすべて実現すればベストですが、理想の会社は簡単には見つかりません。プライベート重視で余暇を楽しめるなら給与面は妥協してもよいなど、基準を設けるとよいでしょう。

3.情報収集・比較検討

企業選びの基準が決まったら、あとは情報収集して絞り込んでいくだけです。公式サイトにはマイナスイメージになる情報はほとんど掲載されていないため、口コミや社員ブログなどを参考にして企業風土や雰囲気などを把握します。

転職先として選ぶべき企業とは

自動車整備士として転職する場合、まず行うことは明確な目標を持つことです。もちろん給与・待遇面で満足できるのは重要ですが、日々の業務が目標に向かって進んでいることを実感できないとやりがいを失います。

自動車整備士としてキャリアアップを目指す、プライベートを充実させるなど、目標が明らかになっていれば迷うことはありません。転職先として選ぶべき企業はその目標が達成できるかどうかが基準になります。

情報収集・比較検討の段階では、会社が自動車整備士に対してどのようなサポート制度があるかチェックしてください。また大手企業のバックアップがあるなど、将来性・安定性を判断するのも重要です。

群馬トヨペットの取り組み

教育重視でトップクルーを目指せる

トップクルー整備士を目指すための人材育成プログラム「GP学園」が確立しています。先輩社員からの指導や資格取得については関連会社を含めた協力体制があり、勤務時間内にも学ぶ時間を設けるなど教育重視です。

働きやすい職場環境を全社で整備

トップダウンだけでなく、社員がチームを組んで業務効率化などのアイデアを提案できます。採用されると補助金が出るなど「とにかくやってみる」風土があります。また社員がリフレッシュできる長期休暇や男性の育休取得率が高いのも特徴です。

トヨタ正規ディーラーとして地域に貢献

群馬トヨペットはトヨタの正規ディーラーですが、地域に根を下ろした営業展開をしています。自動車整備士は車の販売台数が多いトヨタ車の整備ができ、サービスエンジニアとして顧客にプロとしてアドバイスも行っています。

群馬トヨペットで活躍する20代自動車整備士へインタビュー

20代後半の自動車整備士
働きやすい環境でこそ成長できる

子供のころから自動車が好きで、整備士に憧れていた

鈴木さんイメージ

インタビュアー

まずはプロフィールをお伺いしてもよろしいでしょうか
鈴木さん

鈴木さん

家族の影響で元々自動車が好きで、整備士になりました

群馬トヨペット前橋山川大橋店に勤務する鈴木祐太です。中途採用で群馬トヨペットへ入社して現在7年になりました。元々父親も自動車が好きで、小さいころから自動車の話をよくしてくれました。自動車整備士の仕事を知ったのも、それがきっかけです。父について車検や整備に行くと、整備士さんが中高生でもわかりやすいように説明をしてくれる。それがカッコイイな、自分もああなりたいなと思ったのが自動車整備士への道の一歩目でした。

インタビュアー

群馬トヨペットへ入社するまでの経緯を教えてください
鈴木さん

鈴木さん

福利厚生や労働環境の良さが決め手で転職しました

新卒のときは別のカーディーラーへ就職をしています。父がお世話になっていた会社の系列店ですね。そこでも先輩たちに恵まれて、たくさんのことを教えてもらえました。ただ自動車整備士にありがちなことですが、労働環境があまりよくなかったというか、工場は過酷だし、帰るのは深夜になるしで、体力的に辛いだけじゃなく、家族との会話も少なくなるほどでした。その環境を変えなければと思ったのが転職のきっかけです。
ですので何より労働環境や福利厚生は、転職の際に重視しました。群馬トヨペットはその条件的によかったのはもちろんですが、給料とのバランスや技術の習得なども自分の考えにあっていて、複合的な理由から選んだ形です。

勉強のしがいがある環境こそ「やりがい」

鈴木さんイメージ

インタビュアー

入社直後の思い出を教えてください
鈴木さん

鈴木さん

トヨタならではの技術・方法に慣れるのが大変

おそらくどこの会社でも同じことだと思いますが、整備のやり方って各社で大きく異なるんですよ。別のディーラーにいたこともあり、ある程度は大丈夫かな?と思っていましたが、それでも群馬トヨペットのやり方に慣れるのには苦労しました。
特に群馬トヨペットでは、おそらくトヨタの考え方もあってか、行動力や判断力というモノが求められると感じました。対応する全体件数が多いということもありますが、精密さはもちろんスピードも重視されます。それについていくには全ての工程の基礎が固まっていないといけない。それができて初めてついていけるくらい、技術の高いことをしている印象です。

インタビュアー

現在、どのようなお仕事担当されていますか?そのやりがいは?
鈴木さん

鈴木さん

点検でお客様とお話しする機会が増え、「やりがい」につながっています

最近までは一般点検という、上司と一緒に組んで自動車を点検・整備する仕事についていました。お客様とは上司がやりとりすることもあって、あまりお話しする機会はなかったんですよね。ですが最近、整備に集中する状況になり、お客様とお話しする機会が急増しました。お客様が本当にしてほしいことは何か、何を不安に感じてらっしゃるのかをヒアリングし、それを解決できたときに心から感謝していただけるのが、やりがいになっています。

インタビュアー

群馬トヨペットの働きやすさについてどう感じていらっしゃいますか
鈴木さん

鈴木さん

退職社員でもまた快く受け入れてくれる体制が嬉しかったです

実は数年前、家庭の事情があり一度群馬トヨペットを退職しているんですよ。実家を手伝う必要があったため、お休みをいただいたり店舗を移動したりするよりは、退職したほうが他の方に迷惑がかからないだろうから、と。ただ、自動車整備士に戻るのなら絶対に群馬トヨペットがいいという気持ちはずっとありました。実際、実家の手伝いが思ったより早く切り上げられることになり、群馬トヨペットへ再度就職を希望したんです。正直ダメ元な気持ちはありましたが、人事の方も店舗の方も快く受け入れてくださって、再就職できました。こういう柔軟性というか、人を大切にしてくれる姿勢が、群馬トヨペットの「働きやすさ」だと思っています。

トヨタの検定をクリアして、キャリアを積んでいく

鈴木さんイメージ

インタビュアー

現在取り組んでいることや、今後チャレンジしたいことを教えてください
鈴木さん

鈴木さん

トヨタ検定の試験対策に力を入れています

トヨタのカーディーラーとして働いているからには、トヨタの検定はしっかりと取っていきたいと考えています。年に1回の検定を確実にクリアしていくことで、最短でトップクルーを目指せればと。店舗にも同じく検定を目標にしている整備士たちがいますので、お互いにアドバイスをしあっています。業務時間内に勉強の時間を取ってもらえるのが嬉しいですね。会社全体で自動車整備士のスキルアップを後押ししてくれています。

インタビュアー

自動車整備としての将来の目標を教えてください
鈴木さん

鈴木さん

トヨタのトップクルーとしてのキャリアを形成したい

トヨタの整備士の最高レベル技術者であるトップクルーを最短で取得するのが目標です。身近にもトップクルーを取得している方がいますが、質問をさせていただいたときの知識量や対応方法の引き出しの数がまったく異なります。自分もその方のようにどんな質問にも瞬時に応えられるようになりたいですね。
プライベートでは、私は2人の子どもがいるんですが、男の子のほうがやっぱり車好きで。父親としてちゃんとした姿を見せて、憧れのお父さん、憧れの自動車整備士と思ってもらえるようになりたいです。

インタビュアー

最後に就職活動中の自動車整備士さんへメッセージをお願いします
鈴木さん

鈴木さん

プラス思考で取り組んでいくのが大切

自分で言うのもあれなんですけど、結構マイナス思考派なんですよね僕は。ですがそうやって後ろを向いていても何にもならない。ちゃんと自分に自信を持って、前向きに物事を考えて進めていけば何事も上手くいくんだって実感しています。就職活動のときも同じだと思います。今までの自分に自信を持って、自分の決めた道を頑張ってみるのがいいんじゃないかなと思います。

インタビュアー

鈴木さん、ありがとうございました!
COLUMN
メカニキャリ編集チームより
「働きやすさ」を考えた環境を選ぶ重要性

自動車整備士としてはじめて勤務するなら、やはり成長できる企業であることが大切。それと同様に「働きやすい環境」についても考える必要があります。
群馬トヨペットでは人材育成プログラム「GP学園」でトヨタ最高峰のトップクルー整備士が目指せる他、研修では先輩社員が登壇。現場でも専属の先輩が指導する職場先輩制度があるなど、チームワークを重視した教育体制です。さらに長期休暇や記念日休暇など社員がリフレッシュできる時間を設け、効率よく仕事ができる環境を整えています。
また自動車整備士が働く現場の空調設備を順次整備するなど、働きやすさへの投資も継続中と、長く働くには適した環境が提供されていると言えそうです。

監修
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群馬トヨペット株式会社
群馬の地域密着型
TOYOTA自動車ディーラー

群馬トヨペットは前橋市に本社を置く、「社員満足」「顧客満足」を追求するトヨタ系自動車ディーラーです。トヨタの先進的な技術や豊富なネットワークを持ちながら、地域に根付いたサービスを提供しています。また、自動車整備士の労働環境の向上に力を入れ、若手整備士の育成を目指しています。