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どうしたら給料が上がる?

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自動車整備士を目指す人にとって、もらえる給料は気になるところです。そこで、自動車整備士の年収について調査しました。全国平均と比較した上で、給料を上げるためにどのような方法があるのかを紹介します。

自動車整備士の年収

日本自動車整備振興会連合会が2022年に行った調査によると、自動車整備士の平均年収(自家を除く)は404万円(対前年度比1.4%増)でした。過去5年間と比べると年々上昇しており、2022年に初めて400万円台になっています。

自動車整備士の平均年収推移

年度 平均年収(千円)
2018年 3,911
2019年 3,924
2020年 3,963
2021年 3,987
2022年 4,044

では、他業種も含めた平均年収はどのくらいなのでしょうか。国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によれば、458万円(対前年度比2.7%増)でした。

こうした調査から、自動車整備士の給料は年々増加しつつも他業種に比べるとまだ低いレベルであることがわかります。また、前年比においても1.4%増で全業種平均の2.7%増よりも低く、賃上げに対してもまだ十分とは言えません。

自動車整備士を続けていくのであれば、現状に満足せずに将来に向け年収をアップする方法を知っておくおく必要があるでしょう。

参照元:日本自動車整備振興会連合会「令和4年度 自動車特定整備業実態調査結果の概要について」(https://www.jaspa.or.jp/Portals/0/resources/jaspahp/member/data/pdf/R04jittaityousa.pdf

参照元:国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査 P.14」(https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2022/pdf/002.pdf

自動車整備士の給料を上げるために必要なこと

給料を上げるためには、自動車整備士として積極的に行動することが重要です。どのような方法があるのかを以下にまとめましたので、年収アップを狙っている方はぜひ参考にしてみてください。

役職や管理職を目指す

自動車整備士に限らないですが、給料アップするための確実な方法は組織の中で出世することです。経験や技術を積み重ね、リーダー的存在になれば任される業務も多くなり、社内での評価も高くなります。

マネジメント力を身につけて認められれば、役職が上がり管理職を目指すことも可能です。また、勤務先がディーラーの場合は自動車整備士の経験をベースに、セールスエンジニアなど営業部門に転身し実績をつくる方法もあります。

スキルアップ・資格を取得

自動車整備士の道を極めたい場合は、スキルアップして資格を取得することで能力をアピールすることが給料アップに必要です。整備工場では一般的な自動車整備ができる2級自動車整備士以上の取得が求められます。

さらに、1級自動車整備士や特殊整備士など高度な技術を要する資格を取得すれば資格手当も上がるでしょう。また、こうした上級の資格を取得することで、業務の幅も広がり昇進・昇格のチャンスが増えます。

転職する

同じ自動車整備士でも会社によって給与体系は異なります。現在の勤め先では将来的に昇給が期待できない場合は、思い切って転職するのもよいでしょう。その場合は、給料や手当などの情報を調べておくことが必要です。

募集広告だけではわからないこともあるため、自動車整備士が活躍できる業界・業種の情報を収集することをおすすめします。どういった企業が給与水準が高いのか確認しておくことで、安心して転職ができるからです。

将来を考えた職場選び

給料を上げるためには、出世するために努力したり資格を取得することが重要ですが、それを認める職場環境がなければ成り立ちません。どういった点に注意すればよいのかポイントを紹介します。

正当に評価されているか

職場を選ぶ際には、評価制度がしっかり整備されているかどうかがポイントです。上司の好みだけで評価されるような会社は避けましょう。目標設定しやすい環境ならモチベーションアップにもつながります。

将来性のある会社か

経営が不安定だったり、業務が縮小傾向にある会社は給料アップは期待できません。自動車整備士はさまざまな業種で活躍できますので、業界や会社自体に活気があり業績を伸ばしている会社を選びましょう。

大手企業とのつながりがある

会社の安定性という面では大手企業とつながりがある方が安心です。自動車メーカーの系列会社や大企業の資本が入っているなど、大手と連携性ができあがっていることが職場選びのポイントになります。

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